ハラスメントゲーム 2話のあらすじと感想

パートという業務形態はそれぞれの人がいろいろな理由で働いているのではないでしょうか。
子供の塾の費用、家計の足しにとそれぞれですが長く勤めていると仕事が楽しくなってきて、
会社への愛情が芽生えてくるかもしれませんね。

ハラスメントゲーム 2話はそんな会社に愛情を持ったパートのお話しです。ご覧ください。

ハラスメントゲーム 2話のあらすじ

開店を3日後に控えた品川店で騒動が勃発。大竹満寿子(余貴美子)を始めとするパート18人が突然辞めると言い出したのだ。秋津(唐沢寿明)の巧みな話術で社長・丸尾隆文(滝藤賢一)のセクハラが原因だと判明するが、詳細はわからぬまま。

しかも丸尾には身に覚えがなかった。さらに店内で女性社員に対する満寿子(余貴美子)らの“世話焼きハラスメント”も明らかに。その話を聞いていた高村真琴(広瀬アリス)は社長のある言葉を思い出す。

出典
http://www.tv-tokyo.co.jp/harassmentgame/story/02.html

ハラスメントゲーム 2話結末までのネタバレ

ここからはハラスメントゲーム 2話の結末までのネタバレですのでご注意ください。

高村が思い出したのは品川店オープンに向けての社長の「フレッシュで美しいみなさん」というコメントだった。撮影中に矢澤に指摘され、この部分はカットされたはずだったがパート達はこれを知ってセクハラだと言い出したのではと考える。

しかし、だとしたらパートに秘密だったはずの情報を流した人物がいることも疑いだす。

秋津・高村・矢澤らは大竹満寿子の自宅を訪れると、パート達が集まっていた。大竹は丸尾社長の失言をある人から知ったと告げるがそれが誰なのかは口を割らない。業を煮やした秋津は「だったら全員、辞めてもらうしかないかな」と言い放つ。矢澤も「自己都合の退職のため失業保険の給付は受けられません」と言う。

パート達に動揺が走るのを見て、秋津達が家を出ると、2人のパートが追いかけてきた。2人は本当は辞めたくないと言う。パートのほとんども辞めたくないと思っている。大竹に命令された訳ではないが断るに断れない状況だったようだ。

大竹は前の店舗では店長まで仕切り、品川店の店長や本社のお偉いさんに新しい惣菜の提案を
したりしていた。周りのパートはその様子に引いていたと言う。「パートはパートなのに」と。

秋津、1人を犠牲にする方針

秋津は役員会で大竹満寿子のパワハラと背信行為の強要でクビにすると提案する。コンプライアンス室で秋津は高村に大竹以外のパートに出勤するよう電話することを頼むと高村は「出来ません、大竹さんがかわいそうです。」と言った。「肝心なところで甘いんだな、先輩は」と秋津が笑いながら言って、電話をかける。

夜、高村は酔っ払って、秋津の対応にガッカリしたことを矢澤に愚痴っていた。

一方、秋津はすべてのパートに電話をかけ終わり帰宅すると、妻の瑛子(石野真子)と娘の菜摘(喜多乃愛)が引っ越す家と学校を決めるために富山から来ていた。

秋津は瑛子に「ママ友のボスってどんな人?」と尋ねると瑛子は「仕切りたがりでウザいって言う人もいるけど、悪い人じゃないし、強いようで一番情にもろいかも」と。

「ボスはどこでも孤独って訳か」と秋津はつぶやく。

秋津は大竹を説得しに行く、そして・・・

品川店オープン前日、パート達は集まり矢澤から大竹に強要されたということで一切不問にすると言われるもどこか納得していない様子だった。

一方、秋津は大竹の自宅を訪れていた。大竹には20年働くマルオースーパーへの愛情があり、パートのことを悪く言う社長が許せなかったのだ。あえて悪者になり、情報をくれた人物にそそのかされたとしても立ち上がったようだ。

秋津が「許せませんね。あなたのマルオーへの愛情を利用するヤツが」と言うと「そんなに悪い人ではありません、惣菜の提案を熱心に見てくれました」と大竹は秋津にヒントを与えてくれた。

パート達は「仕切る人がいないとこれからやっていけない」と大竹の復帰を叫びだしていた。秋津は社長のところに行き、大竹満寿子の契約解除を撤回するようお願いしていた。契約解除は社長の失言を密告したのが誰かをあぶり出すための揺さぶりだったと言う。

品川店オープン当日、大竹満寿子の姿があった。

秋津は脇田常務(高嶋政宏)に密告者が腹心の水谷取締役(佐野史郎)だったと告げる。「会社を愛するスタッフを利用するとはクズ中のクズですね」と秋津は言い、退出する。秋津は瑛子と菜摘を見送るために東京駅に来て、荷物を持たされていた。

ハラスメントゲーム 2話の感想

今回も秋津の作戦は見事に的中しました。大竹満寿子役の余貴美子さんもやっぱり演技上手ですよね。パートの仕切り役がハマってました。

グループになると仕切る人って、必要かと思います。しかし、それがだんだんと力をつけると断れなくなってしまう。パワーバランスというのは難しいものです。しかし、丸尾社長はパートに結局、謝罪はしてませんでしたね。今回も考えさせられる内容でした。

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